ペットは家族の一員!せっかくの海外旅行にペットも一緒に連れて行きたいですよね。
では、どのようにしてペットを海外旅行に連れて行くことができるのか?
また、どのようなペットの種類を連れていけるのか?
海外旅行にペットを連れて行く方法をご紹介します。
海外旅行にペットを連れていくには?
海外に行くのに人間にはパスポートがあり、出国時と入国時に手続きなどがあります。
では、ペットはどのようになるのでしょうか?
実はペットは入国・出国ではなく、輸出・輸入になるんです。
[chat face=”balloon_002.jpg” name=”にゃん太郎” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]んなアホな![/chat]
[chat face=”balloon_001.jpg” name=”いぬ吉” align=”right” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]大丈夫かなー![/chat]
ペットを海外旅行に連れて行くための条件
ペットと一緒に海外に行くには、日本を出るための条件と旅行先の国の条件を満たさなければなりません。
それらを満たすことによって海外で180日の輸出待機がなくなり、帰国時の係留期間を12時間以内にすることができます。
[chat face=”balloon_002.jpg” name=”にゃん太郎” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]条件をクリアせなあかんねんな。[/chat]
[chat face=”balloon_001.jpg” name=”いぬ吉” align=”right” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]ほうほう![/chat]
飛行機に乗れるペットの種類
航空会社によって違いはありますが、犬・猫・小鳥・うさぎ・ハムスターなどの小動物は乗ることができます。
ただし、1つのゲージに1匹のみで、自分でペット用の決められたサイズのゲージ(コンテナ)を用意するなどの制約があるので注意しましょう。
各航空会社によって規定が違うため、電話で確認しましょう。
[box04 title=”注意点”]短頭犬種は他の犬種と比較して高温に弱く、熱中症や呼吸困難を引き起こすおそれがあることから、夏季期間中は短頭犬種は飛行機には乗せることができません。[/box04]
ペットと出国(輸出)手続方法
手続きがペットと出国(輸出)する際には必要です。出国(輸出)手続きは、世界各国で取り決めがあります。ペットは動物なのできちんと手続きをしないと海外旅行には行けません。海外旅行でペットと楽しい思い出を作るために頑張りましょう。
それでは、ペットと出国(輸出)手続き方法を紹介します。
まず、下記の手続の流れと必要な書類があります。
[chat face=”balloon_002.jpg” name=”にゃん太郎” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]これが出国の流れやでー。[/chat]
[chat face=”balloon_001.jpg” name=”いぬ吉” align=”right” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]輸出だけどねー。[/chat]
- マイクロチップの装着
- 狂犬病の予防注射・狂犬病の再予防注射
- 狂犬病の抗体価測定
- 動物免疫所で輸出検査を受ける
- 輸出検疫証明書を取得
- 旅行先の入国するための条件を確認
マイクロチップの装着
マイクロチップを取り扱っている動物病院で、個別識別をするためにISO規格11784及び11785に適合するマイクロチップを装着してください。
すでに、他のマイクチップを装着している場合には到着予定港の動物免疫所に確認が必要です。
それと、動物検疫所の読取機で読めないマイクロチップは自分で読取り機を用意しなくてはなりませんので注意しましょう。マイクロチップは出国時の検査されるため、必ず忘れずに装着してください。
狂犬病の予防注射・狂犬病の再予防注射
一度も狂犬病予防注射をしていない場合
1回目の狂犬病予防注射は生後91日目(生まれた日を0日目とする)以降で、2回目は有効免疫期間内に1回目の狂犬病予防注射から30日以上(接種日を0日目とする)の間隔をあけて接種しなければなりません。狂犬病ワクチンは、生ワクチンではなく不活化ワクチン又は遺伝子組換えワクチンであること。
狂犬病予防注射をしたことがある場合
マイクロチップを装着せずに行った狂犬病予防注射は無効になります。そのため、マイクロチップを装着した上で狂犬病予防注射をしなければなりません。
狂犬病の抗体価測定
狂犬病予防注射を2回接種後、有効免疫期間内に動物病院で採血をして、狂犬病の抗体価検査を日本が指定する検査施設で受けます。
結果通知書は、出国(輸出)の検査時に動物検疫所に提出してください。また、血清1mlあたり0.5IU以上でなくてはなりません。検査結果は採血日から2年間有効です。
動物検疫所で輸出検査を受ける
動物検疫とは
世界各国が行っている動物の病気の侵入を防止するために行っている検疫制度です。対象は、犬・猫・うさぎ・鳥などペットとして飼育されている動物で輸出入検査をしなくてはなりません。
動物検疫所に連絡しましょう
成田国際空港や東京国際空港(羽田空港)などの動物検疫所に出国の7日前までに連絡し、輸出検査申請書を提出またはNASSC(動物検疫関連業務)にて申請します。旅行する国によっては早めの連絡が必要な場合がありますので、動物検疫所に連絡を取るのが一番いいでしょう。
[box04 title=”NASSC(動物検疫関連業務)とは”]NACCS(ナックス)とは、インターネットを介して動物検疫で必要となる輸入事前届出や輸出入申請手続が利用できるシステム(電子申請)です。NACCSの運営・管理は、輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社(NACCSセンター)が行っております。[/box04]
輸出検疫証明書を取得
動物検疫所発行の輸出検疫証明書をもらいます。
動物検疫所での輸出検査時に開業獣医師及び検査施設発行の証明書(狂犬病予防注射・再予防注射の証明書、抗体価検査の証明書)を提出し、動物検疫所発行の輸出検疫証明書を取得します。
旅行先の入国するための条件を確認
相手国に入国するための条件が異なるので、必ず旅行先の大使館か旅行先の検疫当局に確認しましょう。相手国によっては違う検査を受けることもあります。
[chat face=”balloon_002.jpg” name=”にゃん太郎” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]ここまできたらこっちのもんやでー。[/chat]
[chat face=”balloon_001.jpg” name=”いぬ吉” align=”right” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]わーい海外旅行ー。[/chat]
当日、空港でペットを預けるまでの流れ
当日、空港でペットを預けるまでの流れは各航空会社でご確認ください。
ペットと入国(輸入)手続方法
手続きや検査がペットと日本に入国(輸入)するときにも必要です。きちんと手続きをして問題がないように日本に帰りましょう。旅行のしめくくりなのでここで問題が発生したらせっかく楽しかった旅行が台無しです。
それでは、ペットと入国(輸入)手続方法を紹介します。
まず、下記のプロセスがあります。
[chat face=”balloon_002.jpg” name=”にゃん太郎” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]これが入国の流れやでー。[/chat]
[chat face=”balloon_001.jpg” name=”いぬ吉” align=”right” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]輸入だけどねー。[/chat]
- 輸入するための届出は動物検疫所へ
- 出発前に検査し健康証明書を発行する
- 日本に到着したら動物検疫所で検査をする
輸入するための届出は動物検疫所へ
日本到着40日前に到着予定の空港を管轄する動物検疫所に届出が必要です。FAXもしくはメール、郵送、NASSC(動物検疫関連業務)を使いましょう。
出発前に検査し健康証明書を発行する
出発前に狂犬病(犬の場合は狂犬病とレプトスピラ症)にかかっていないか検査を受けましょう。かかっている疑いがないことについての輸出国政府機関発行の健康証明書を取得する。
日本に到着したら動物検疫所で検査をする
日本に到着したら動物検疫所に輸入検査申請書を提出します。必要な情報が記載された輸出国政府機関発行の健康証明書と動物検疫所発行の輸出検疫証明の確認でき、輸入検査で問題がない場合は係留期間は12時間以内となります。
[chat face=”balloon_002.jpg” name=”にゃん太郎” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]海外おもろかったわ![/chat]
[chat face=”balloon_001.jpg” name=”いぬ吉” align=”right” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]海外最高![/chat]
準備しておきたいペット用品
- 航空会社の指定の大きさを確認し、ケージを用意
- ペットフードとトレイの用意、家と同じ環境を維持
- 清潔を保つためのトイレ用品
- 自分の匂いがするタオル、ブランケット、おもちゃの準備
- 迷子防止のリードとネームタグを用意
- 急な病気に対応するための常備薬やサプリメントを用意
- 体温調節ができる服の準備
航空会社の指定の大きさを確認し、ケージを用意
ペット用の決められた大きさのケージが必要ですので、サイズは航空会社で確認しましょう。ケージは航空会社の指定のものを選んでおくとスムーズに搭乗ができます。
ペットフードとトレイの用意、家と同じ環境を維持
フードが変わるとペットの体調が悪くなったり、食べなくなるなどの行動がでるので、必ずペットフードやおやつはいつものを用意してください。また、間違えて多く与えるかもしれないので、少し多めに持って行きましょう。
それと、フードトレイや水飲み用のトレイはなるべく家での環境と同じものにしましょう。知らない場所でもだるべくストレスが軽減できるように同じものにしましょう。
清潔を保つためのトイレ用品
当たり前かもしれませんが、必ずトイレシートやウェットティッシュなどトイレ用品を持っていきましょう。清潔で綺麗な状態を保つためには必需品です。
自分の匂いがするタオル、ブランケット、おもちゃの準備
知らない環境ですとストレスを感じます。ペットは自分の匂いがするタオルやブランケット、おもちゃなどがあると安心します。
迷子防止のリードとネームタグを用意
海外では迷子の危険性が高いので、必ずリードとネームタグをつけましょう。さらに、ネームタグにはローマ字で名前を書きましょう。
急な病気に対応するための常備薬やサプリメントを用意
常備薬があると安心です。また、いつも飲んでいる薬やサプリメントなどがあれば必ず忘れずに多めに持っていきましょう。
体温調節ができる服の準備
日本と違い天候気候が安定しない場所もあります。体温調節がうまくいく服を準備しましょう。また、急な雨にも対応できるようにしてください。
安心なおすすめ海外旅行先
- アメリカ(グアム)
- アメリカ(ハワイ)
- アメリカ(ニューヨーク)
- イギリス
- オーストラリア
アメリカ(グアム)
日本から飛行機で約3時間ほどで着くグアムは非常に近い海外です。近いのでペットの体への負担も少なく済みます。ペットとの初めての海外旅行におすすめなんです。また、大手旅行会社でもペットとのツアーがあり、スムーズな入国手続きなので初めてのペットの旅行に最適。グアムでペットと一緒に広いビーチを楽しんできてください。
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アメリカ(ハワイ)
日本からハワイは飛行機で約7時間ほどかかりますが、日本人が多く旅行しているので安心です。しかし、ハワイは入国時の手続きが他の国よりも手間がかかります。手間はかかりますが、着いてしまえば最高です!ハワイでペットと一緒に広いビーチで楽しんできてください。
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アメリカ(ニューヨーク)
アメリカのニューヨークは飛行機で約12~13時間かかります。犬をパートナーとしての文化がアメリカ本土にはあるので比較的ペットと一緒に入国しやすい国です。犬にとって滞在中もストレスがあまりなく過ごすことができるので嬉しいです。ペットと一緒にニューヨークを楽しんできてください。
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レッツエンジョイ!
以上がペットを海外旅行に連れて行くための流れでした。海外旅行にペットを連れて行きたい方はぜひチャレンジしてみてください。