犬の飼い方(飼うまで)

目次

犬を迎える為の心構え

犬は多くの方が飼われるペットの代表格ともいえるペットです。平均寿命は犬種にもよりますが12歳~15歳も比較的に長く、家族として一緒に暮らすには最適な動物です。

しかし、かわいいから癒されるからという理由だけで、飼うこと決めるのは犬にとってはかわいそうなことです。例えば、食事、散歩、排泄物の処理、しつけ、安全管理、健康の維持など様々なことがあります。また、将来的に犬が飼えなくなる場合もあります。それらのことをを踏まえて、犬を大事に一生面倒をみるという覚悟で飼うことを考えてご検討ください。

[chat face=”balloon_001.jpg” name=”いぬ吉” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]大事にしてください![/chat]
[chat face=”balloon_002.jpg” name=”にゃん太郎” align=”right” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]大事にしてや![/chat]

犬を飼えなくなる主な場合

  • 思ったよりも大きくなりすぎて、手がつけられなくなった場合
  • 家族にペットアレルギーが出た場合
  • 転勤があり、引越し先がペット禁止の場合
  • しつけができず、近所に迷惑をかけてしまっている場合
  • 飼い主が犬をコントロールできずに人を攻撃してしまった場合
  • 赤ちゃんの世話や家族の介護のため、面倒がみれなくなった場合
  • 飼い主が病気や怪我になり、面倒がみれなくなった場合

このような理由で、保健所などに持ち込む飼い主が少なくないというのが現実です。

アレルギーチェックを受けよう!

いくら犬を飼いたいといっても、飼い主はもちろん家族の方が動物アレルギーであるならば飼うことはできません。まず、医療機関でアレルギー検査を受け、アレルギーの有無を一度確認したほうが良いでしょう。また、検査を受けアレルギーの数値がでなくても、アレルギー症状を起こすおそれがありますので、一度、お知り合いの方に犬を触らせてもらったりし、症状がでないかを確認をすることをおすすめします。

どこで犬に出会うか?

犬を家族として迎え入れる方法として、主に3つの迎え先があります。

  • ペットショップ
  • ブリーダー
  • 里親募集(動物保護施設・個人)

ペットショップ

ほとんどのペットショップでの子犬は、二~三か月親犬や兄弟犬と過ごした子犬になります。基本的には人馴れしている場合が多く、比較的早く家族に馴染むことができると思います。しかし、ショップによって飼育期間や飼育環境が異なりますので、ショップスタッフに、どのくらいの期間展示されていたのか?また、飼育環境はどのような感じであったのか?を確認をとることをおすすめします。ショップは病気予防や健康管理も万全なところを選びましょう。

ブリーダー

犬にも様々な犬種がありますが、その犬種の健全な発展を願い、よりよい犬をめざして繁殖させている方をブリーダーと呼びます。全国各地のブリーダーの方がいますので、雑誌・インターネットなどに知り合い方などから情報を得ることができます。インターネットではあれば「犬種名 ブリーダー」と検索すればヒットします。

ブリーダーのメリット

  • 同犬種の犬の数が多い
  • 両親を見て将来像をイメージができる
  • 専門的な説明、サポートが充実している

ブリーダーのなかには飼育管理に手が行き届いていないブリーダーや営利目的で大量生産タイプのブリーダーもいるので注意してください。

里親募集(動物保護施設・個人)

全国各地で何かしらの事情で家族を失ってしまった犬を保護している保護施設があります。施設によっては専門家があなたのライフスタイルや生活環境に合う犬をアドバイスしてくれます。自分たちのイメージしている暮らしに近い犬を手に入れることが大事です。譲渡には、去勢・避妊やしつけなどの講習会参加などの条件がある場合が多くなっています。

犬によっては精神的に不安定な場合もありますが、もしあなたのライフスタイルや生活環境と気持ちが許すのであれば、ペットショップやブリーダーさんからのお迎えではなく、動物保護施設からのお迎えも検討されてみてどうでしょうか?人懐っこい犬や、しつけの行き届いた犬、賢く家庭犬に向いた犬もたくさんいます。中にはあなたとの運命の出会いを待っている犬もいるかもしれません。

個人からの譲渡は、トラブルのないように確認をしましょう。また、提示されている内容だけでなく、実際の子犬を見て、飼育環境や飼育状態など納得できるかどうか判断しましょう。

犬を選ぶ時の注意点

健康かどうか自分が望むライフスタイルと犬の特徴が合っているかどうかが大事です。例えば、マンション、アパート、団地など限られた場所、室内で飼う場合、ドッグスポーツを楽しみたい場合など様々なライフスタイルを想像し自分に合った犬種を選びましょう。

犬は犬種によってそれぞれ特徴がありますので、自分のライフスタイルと犬種と特徴が合う犬種選びが大事です。

また、純血種か雑種かによっても特性や多発する遺伝性疾患も変わりますので、事前に予防や対策の知識は持っておきましょう。雑種の場合は両親を把握しておくことが大事です。

迎える準備

新しい家族になる犬が決定したら、様々なものが必要になります。「手続き」や「飼い始めに必要なもの」とはどのようなものがあるのか?

  • 犬の登録やワクチン
  • 飼い始めに必要なもの(ペット用品)

犬の登録やワクチン

犬を迎えたらまずはお迎えした日から、30日以内にお住まいの地域の保健所などの定められた所で犬を登録しなければなりません。登録すると鑑札が交付されます。さらに、登録すると年一回、狂犬病予防接種の案内が郵送されてきます。郵送がきたら速やかに近隣の動物病院や保健所などの施設で、狂犬病の予防接種をしてください。予防接種が守られない場合には罰金などの罰則がありますので、忘れずに接種するようにしましょう。

飼い始めに必要なもの(ペットグッズ)

最低限必要なもの

  • 犬を休ませるためのケージ
  • 柔らかい寝床
  • ペットシーツ
  • フード皿
  • 水飲み(皿または給水器など。できればお迎え先で使っていたものと同タイプのものだと犬が安心します。)

そのほかには、タオル、毛布、ペット用ウェットシートなどあると便利です。
また、すでにお散歩できる状態であるならば、首輪やリードを用意しましょう。

あわせて読みたい
犬の飼い方(飼い始めたら) 新しく犬を飼い始めたら、なにが重要かを考えてみましょう。重要なのは犬が幸せで飼い主も楽しく周囲の方に迷惑をかけない」ことです。そのためには飼うまえから犬を飼...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる