猫を飼う

猫の飼い方(飼い始めたら)

猫は甘えて寄ってきて撫でてあげると、こちらも気持ちよくなってしまいます。けれど、抱こうと思うと逃げてしまいます。また、そこが猫の魅力。猫の生活は猫のしぐさがかわいくて見ているだけでも心が和みます。そんな我が道をいく気まぐれな動物「猫」を理解して育てていきましょう。

大事なのは新しい環境に慣れさせること

環境に慣れさせることを一番に考えて、猫を迎えた当日はあまりかまい過ぎずに、そっとしてあげて猫を疲れさせないようにそっとしてあげてください。

猫はもともとよく寝る動物です。とくに、子猫にはたくさんの睡眠が必要になります。
邪魔をせず、寝ているときはぐっすり寝させてあげましょう。

子猫は特に好奇心旺盛ですので、部屋探索するのが大好きです。さらに、猫は夜行性の動物なので、昼間は寝て夜は激しく行動し、はしゃぐことなどもあります。

動くものにすぐ反応し、急に走り回ることもあるので、割れ物や危険なものなどは、片づけておきましょう。

しつけをしましょう

トイレをしっかり教えましょう

猫は犬に比べると比較的早くトイレを覚えます。その猫ごと(1頭ごと)の専用トイレを用意してください。

猫が匂いをあちこち嗅ぎ、そわそわ落ち着かなくなり、床をかくしぐさを始めたら、トイレの中に連れていってあげましょう。

何度もすることで、自分からトイレに行き排泄するようになります。猫はもらい受けたところから以前使っていたトイレの砂を少しもらい、今使っているトイレに敷いておくとより早くトイレの場所を覚えます。

トイレ以外の場所でもし排泄してしまった場合は、
尿などを拭き取ったトイレットペーパーなどをトイレに入れておきましょう。もしくは、排泄したところにトイレを設置するのもいいと思います。

猫にトイレを教える方法

  1. 決まった場所に猫の砂を入れたトイレをセットする。
  2. 猫がトイレを探すしぐさをしたら、トイレに連れて行く。
  3. トイレの位置を自分で覚え、自らトイレ行くようになる。

爪とぎのしつけをしましょう

必ず猫は爪とぎをします。猫はもともと木の幹などで、爪をとぐ習性があります。爪を整えると同時にマーキングの役目もしているといわれています。ちなみに、猫に爪とぎをやめさせることは無理ですので、猫が爪をといでも良い「爪とぎ」を用意しましょう。

爪とぎは様々な種類が販売されてますが、猫により好みはさまざまなので、気に入るまで探してあげましょう。普通は木の幹のような爪で縦に裂けるような素材が好みます。新品の爪とぎは猫の爪をこすりつけ、匂いをつけると馴染みます。

食事について

食事はバランスのとれた食事をするのが大事です。そのためには「総合栄養食」の表示がついているフードを中心に与えていきましょう。猫には必ず成長に応じたものを与えることが重要です。

本来、猫は餌をとってすこしづつ複数回に分けて食べる習性がある動物です。

成猫の食事は、朝・晩の2回に分けて与えましょう。1日1食の場合だと空腹で過ごす時間が長くなるため、食事を急いで食べてしまい、食後に吐いてしまうことがあります。また、2回に分けた場合でも食事と食事の間隔が長いと、体が脂肪をためこみやすくなり、肥満の原因になることもありますので注意してください。

草を食べる習性が猫にはありますので、「猫の草」も用意しましょう。猫は偏食傾向が強く、猫は一度美味しいとおもったものを食べると、美味しくないものは食べなくなるので注意しましょう。栄養バランスが崩れ、病気にもかかりやすくなってしまいます。また、人間の食べ物をむやみに与えてもよくありませんので気を付けてください。

こちらの記事も参考にしてみてください。

猫の食事(基本編)猫の食事では与えてはいけないものを与えると死んでしまう可能性があります。そうならないように、猫の食事をご紹介します。...

常に用意しておくもの

  1. フード
  2. 猫の草

ワクチン接種と健康管理

まずは必ず健康診断を受けてください。捨て猫はもちろん、購入された猫も動物病院に早めに連れてきましょう。

ウィルス性の疾患にかかってる場合は、早期治療が大事です。病気を母猫から受け継いでいる場合もあります。検査は必ず受けてください。
また、病気がなくてもそれを予防するワクチン接種をします。ワクチン接種は生後2か月と3か月の2回受けたあとに、年に1回の接種をするようにしましょう。

ノミなどの予防や対策も獣医師に事前に相談しておくことが大切です。

ワクチン接種により予防できる病気はこれだ!

  1. 猫ウイルス性鼻気管支炎
  2. 猫カリシウイルス感染症
  3. 猫汎白血球減少症

身元がわかるようにしましょう

迷子になっても猫は自分の名前や住所を伝えることができませんので、猫にはなるべく迷子札つけておくのがよいでしょう。

また、マイクロチップを埋め込むことで迷子や盗難防止にもなります。マイクロチップは15桁の数字が入った個体識別のデータで、獣医師さんに専用の注射器で埋め込んでくれます。

動物保護施設で保護されると(社)日本動物保護管理協会(AIPO )のデータベースでペットの身元が判明する仕組みです。身元が判明した場合、飼い主に連絡がはいります。

費用は動物病院によって異なりますが、
一般的にはだいたい数千円~1万円程度です。また、情報の登録に別途1,000円の費用がかかります。

猫を大切に思うなら、ぜひお考えください。

身元がわかるようにしておく方法

  1. 迷子札
  2. マイクロチップ

健康チェックを

無理に猫にさわると怒りますが、なでてほしいときは自分から寄ってきます。そういう時が健康チェックのチャンスです。優しくなでながら異常がないかをチェックしましょう。

ただ、猫は許容範囲がありそれを越え長時間なでると豹変しますので注意が必要です。しっぽをパタパタしたり、耳を平らにしたり、手をはねのけたら「もうやめて」という合図です。

このしぐさをしたら早めにやめてあげましょう。特定の場所を触ると怒る場合があります。その場合はその場所に痛みがあるのかもしれません。病院に行き獣医師に相談してください。

猫に触るときは歯磨きなどで、子猫の時から慣らしておくのが重要です。

チェックしておくべき箇所

  1. 目→目ヤニが多くないか
  2. 鼻→鼻水が出ていないか
  3. 耳→耳アカがたまっていないか
  4. 毛→毛に艶があるか
  5. 全身→触って嫌がる(痛がる)ところがないか

遊んであげましょう

もともと、猫は物陰に隠れじっと獲物を狙い定めて、近づいたら襲いかかり捕えるという狩りをしていたので、猫は狩猟本能をくすぐる遊びが大好きなんです。

特に、子猫や若い猫はじゃらしが大好き。わしゃわしゃ生きているように動かすと、飛びつきますので反応を見ながら遊んであげてください。

1頭だけの場合遊び足りないと、人間の手などを獲物にし、攻撃してくる場合もあるので注意してください。

その時、怒ってしまい叩いたりしてしまうと、反撃と考えて、さらに、攻撃をしてくるようになるのでやめましょう。

猫が好きなおもちゃはこれ!

  1. じゃらし
  2. 小動物を模倣したおもちゃ
  3. 隠れたり通りぬけられるおもちゃ
  4. またたび入りのおもちゃ

社会に慣れさせる練習をしましょう

猫は人や犬に比べると社会性があまりな動物です。特に人間に対して慣れていないと、逃げ出したり、攻撃してくることもあり、動物病院に連れて行く時もとても大変です。そのような状態だと、猫もストレスを感じてしまいます。

では、猫が人間に慣れるにはどのようしたらよいのか?猫が人間に慣れていくには、子猫の時から人間に触れかわいがられて、なでてあげたり、食事などあげたりすることがとても大事になります。子猫のときはとても感受性が強いのでこの時期に様々なことを体験させることを心がけてください。

動物病院につれていくときはキャリーをつかいますので、キャリーに慣れさせておきましょう。

キャリーに慣れさせるには

  1. 普段から自由に入れるように、キャリーのドアを開けたままにしておきましょう。
  2. 好きなタオルやおもちゃ、オヤツなどをキャリー中に入れ猫の様子を見ましょう。
  3. 自分から入っていけばキャリーに慣れた証拠です。

去勢・避妊のことを検討しましょう

子猫でも気が付いたら妊娠していたということもあります。もし子が生まれこれ以上飼うことできずに、里親が見つからなく、猫を捨てるということをしてしまうと、50万円以下の罰金になります。

飼うことができなければ、子猫のうちに去勢や避妊を考えましょう。

メスの発情にオスが影響され、攻撃的になりさらに臭いマーキングを部屋中にします。また、欲求が満たされないと猫もストレスを感じてしまいます。

ぜひ、去勢や避妊のメリット・デメリットを考えて早い段階で検討してみてください。

メスの避妊手術

メリット
  1. 生殖器系の病気からの予防
  2. 望まない妊娠の防止
  3. 発情の煩わしさからの解消
デメリット
  1. 繁殖ができなくなる
  2. 手術費用がかかる

オスの避妊手術

メリット
  1. 生殖器系の病気からの予防
  2. 攻撃性の低下
  3. マーキングで悩まされることが減る
デメリット
  1. 繁殖ができなくなる
  2. 手術費用がかかる