猫の食事って何がいいの?
[chat face=”balloon_001.jpg” name=”いぬ吉” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]人間が食べるものでも大丈夫なの?[/chat]
[chat face=”balloon_002.jpg” name=”にゃん太郎” align=”right” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]あかんで![/chat]
1970年代頃までペットフードがなかったため、日本ではご飯にお味噌汁をかけた「ねこまんま」を猫の餌にしていた時代がありました。ただ、猫は人間よりも炭水化物の消化能力が低く、さらに、腎臓の能力も低いため、お味噌汁の塩分であると塩分の過剰摂取になってしまいます。つまり、ご飯にお味噌汁かけた「ねこまんま」では炭水化物と塩分の過剰摂取になり猫によくありません。
また、ネギ類(玉ねぎも含む)は犬や猫の赤血球を破壊する物質である硫黄化合物(アリルプロピルジスルフィド)が含まれているため、与えると、貧血を起こし重度の場合は死んでしまう可能性もあります。
キャットフードは、バランス良く必要な栄養を摂取することができますので、猫の食事には最も適しています。
猫の食事には、キャットフードと新鮮な水を与えてあげてください。また、草を食べる習性が猫にはありますので、「猫の草」も用意しましょう。
食事量の目安
猫の種類や運動量によっても変わってきますが、一般的に1日に必要なエネルギー量は成猫で体重1kgに対して約64kcal程度といわれています。ただし、完全に室内で飼われている猫の場合は、体重1kgに対して約52kcal程度を目安にしましょう。
食事量の目安は、市販されているキャットフードのパッケージに記載されています。目安を基準に猫の体調や体型を飼い主が考慮し、調整してみてください。
こちらで計算されてみてもいいかもしれません。
[chat face=”balloon_001.jpg” name=”いぬ吉” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]かわいいからっていっぱい食べさせてはダメなのね。[/chat]
[chat face=”balloon_002.jpg” name=”にゃん太郎” align=”right” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]肥満になるわ![/chat]
猫は一度美味しいとおもったものを食べると、美味しくないものは食べなくなりますので、病気になったさいに、治療用の食事を食べなくなってしまうことがあります。子猫のころから気を付けて食事あげてください。
[chat face=”balloon_001.jpg” name=”いぬ吉” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]なんてぜいたくな。[/chat]
[chat face=”balloon_002.jpg” name=”にゃん太郎” align=”right” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]ワイはグルメやで![/chat]
食事の回数
本来、猫は餌をとってすこしづつ複数回に分けて食べる習性がある動物です。
成猫の食事は、朝・晩の2回に分けて与えましょう。1日1食の場合だと空腹で過ごす時間が長くなるため、食事を急いで食べてしまい、食後に吐いてしまうことがあります。また、2回に分けた場合でも食事と食事の間隔が長いと、体が脂肪をためこみやすくなり、肥満の原因になることもありますので注意してください。
- 【子猫の食事回数(生後6ヶ月まで)】4~5回
- 【子猫の食事回数(生後約12ヶ月まで)】2回
- 【成猫の食事回数】2~3回
- 【高齢猫の食事回数(7歳以上)】4~5回
猫の成長に応じた食事とは
猫も成長により、必要なカロリーや栄養素などが変わってきます。
赤ちゃん授乳期(~生後4週間)
生後4週間ごろまでは、栄養たっぷりで高脂肪・高タンパクな母乳か子猫用ミルクだけで育ててください。母乳は細菌やウイルスなどから身を守る免疫抗体を子猫の体内に与えます。母猫がいる場合はなるべく母乳を与えましょう。
赤ちゃん離乳期(生後4~8週間)
生後4週間頃から乳歯が生えてきますので、ミルク以外の食べ物にも子猫は興味を持ち始めます。少しずつ、ミルクからキャットフードと水にシフトしていきましょう。
子猫の食事(1歳未満)
子猫は、生後1年で成猫となるため、栄養分が成猫よりも多く必要です。栄養分が不足すると、しっかりとした骨格・筋肉形成に支障がでます。ですので、子猫の食事は子猫専用のキャットフードを与えましょう。
成猫の食事(1歳以上)
健康維持のために、バランスのよい食事をしましょう。成猫には、一般的なキャットフードを与えましょう。また、味付けが濃いものは与えないようにして下さい。
成猫の食事(高齢期)
健康維持のために、食べやすい食事を心がけましょう。
- 【妊娠期】胎子の成長と母体の維持のために栄養価の高い食事が必要になります。
- 【授乳期】子猫のために授乳する母猫は通常の2~4倍のエネルギーが必要になります。
水の与え方
水はとっても大事です。1日に必要な水分量は体重1kgあたり50mlと言われています。ドライフードには水分がほとんど含まれていないので、新鮮な水をいつでも飲めるよう用意しておきましょう。また、容器は雑菌が繁殖しやすいのでこまめに取り替えてください。猫が高齢になると、水分に対しての欲求が少なくなり飲まなくなる傾向にありますので、ウェットフードのような水分量が多いものを与えるなどの対策も必要です。
猫に食べさせてはいけないもの
これはあかんで
- ネギ類
- 醤油・塩
- 鳥の骨・魚の大きい骨
与えすぎてはあかん
- チョコレート
- 砂糖
- ナッツ類
- ほうれん草
- 生卵
- 煮干・海苔
- 米飯
- レバー
- 牛乳
[chat face=”balloon_001.jpg” name=”いぬ吉” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]結構あるんですね![/chat]
[chat face=”balloon_002.jpg” name=”にゃん太郎” align=”right” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]ほんま気をつけてな![/chat]